定義
個人の行動と認知の問題に焦点を当て、そこに含まれる行動上の問題、認知の問題、感情や情緒の問題、身体の問題、そして動機付けの問題を合理的に解決されるために計画された構造化された治療法であり、自己理解に基づく問題解決とセルフ・コントロールに向けた教授学習のプロセスによる。
利点
- 治療者と利用者共通の観点
- 短期間で効果を得ることができる。
- 利用者の観点
- 無理のないペースで自分にあった技法を選択できる。
- 治療者の観点
- 心理士の時間を効率よく配分できる。
- 経済的観点
- 費用対効果が高い。
- 成果認識の観点
- 数値化された成果により評価しやすい。
特徴
- 構造的である。
- 問題解決志向を以って計画的に目標達成に向けたセッションを実施していく。
- 協働的である。
- 治療者とクライエントが協力し合って進めていく。
- 活動的、力動的である。
- アセスメントやブレイン・ストーミングなど、様々なツールを用いて活発に論理的思考を展開していく。
- 問題焦点的である
- 具体的かつ解決が可能である特定の問題のみに焦点を当てる。
利用効果が期待できる対象者
- あらゆる種類の精神疾患を持つ患者
- 慢性疼痛を持つ患者
- 疾患の有無に関係なく何らかの社会的問題を抱える人
実施フロー
★以下作成中★